東京大学国際センター | INTERNATIONAL CENTER

国際センター相談室(国際センター本郷オフィス)

FACE参加者の声

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○留学生の声

日本に来て、ボランティア活動の盛んなことに驚きました。三年余りの間、ホームステイ、日本語教室をはじめ、多くの活動に参加しました。せっかく日本にきたのだから、日本人の友達を作りたかったからです。「日本語が上達したければ、日本人の友達を作ることだ」というアドバイスは受けたものの思うようにならなかった私は、ボランティアの人にそれを求めました。みんな日本に来て、日本のことを知りたいという気持ちがあるのは当然だと思います。そう感じているとき、ボランティアの方々がやってくださる様々なことはとてもうれしいものです。良い社会教育だと思います。全く関係ない他人に、善意をもって力を尽くせば生きがいが生じることを、身を以って示してもらいました。

この三年間、いろいろな経験を積み重ねて、一つのことが分かりました。いくら相手がボランティアの心で接してくれるといっても、付き合いを長く続けたかったら、お互いの努力が必要だということです。ボランティアである前に一人の人間です。熱意があっても、必ずしもうまく伝わるとは限りません。一方、受ける私たちも考えなければならないのは、ボランティアは無償だからといって、ただ「くれる」「もらう」と思ってはいけないということです。排外性を持った日本人といわれても、個人からグループまで美しい人間関係を作るのに努力している姿はたくさん見られます。これは日本の社会を認識する新しい入り口だと思います。だから私たちも責任を持って、この美しい人間関係を共に作りたいと思います。(台湾)

 

私のコースは国際プログラムで、授業や研究活動はすべて英語なので、初めは日本語は必要ないと思った。しかし数ヶ月経って、周りの日本語が分からないと生活は面白くないと分かってきた。反省して日本語の授業を半年毎朝受けても、耳や口は日本語になかなか慣れなくてイライラするようになり、今のままじゃだめだと思った私はどうやったら上手になるか考えた。なるべく日本人と話すようにしたかったが、その機会がなかった。

研究室の日本人と話す時も、私はゆっくりしか話せないので、話し終わらないうちに言いたいことを代わって言われたり、自分で言えた場合でも、それが正しい使い方だったか、分からなかった。

運良く先輩からボランティアのプログラムのことを紹介してもらい、週一回会っていろいろな会話の練習をするうちに、日常会話がどんどん身に付くようになり、話すことがだんだん面白くなってきた。日本語力が向上しただけでなく、日本人の考え方も理解できた。言葉とは単に言葉だけではなくて、どのように振まい、何を話すかが一緒になって、成り立つのである。さらに、日本の文化とか社交的な表現とかも良く分かって混乱していたことを解決できた。この交流のおかげで日本の生活が楽しくなった!(タイ)

 

国際センターのボランティアたちと知り合って、一緒に活動するうちに、日本人学生や世界各国からの留学生とのコミュニケーションができるようになりました。世界中の人との交流がますます盛んになっていく今日において、各国の人がどういうふうに生活しているか、家族、社会、経済、政治、地理的な状況についてどんな考えをもっているかを知ることはどうしても必要だと思います。国際センターへ行くと、こういうチャンスが十分得られます。(バングラデシュ)

 

My partner is a very kind and easy-going lady. She always gives me good suggestions on how to live a happy life in Japan. We meet once a week, and talk about the different culture and customs between Japan and China. Sometimes we exchange different opinions on some specific topics. She helps me a lot for my oral Japanese. This program provides a good opportunity for us international students to improve Japanese, make Japanese friends, and learn Japanese culture, history and customs. (中国)



ボランティアの声

 

2人の留学生と交流しています。話していて一番楽しいのは、国の文化や習慣、生活の違いを発見することです。これからの進路や夢について語り合うとき、互いに理解しているという実感が湧くし、今、学生だということもあり、互いの違いよりも共通点の方が多いので、話題を共有できる喜びも大きいです。地道に付き合いを続けつつ、同じ学生として楽しくやっていきたいと思います。

 

お互い学生であるため、会う時間は定期的ではありませんが、月3,4回会う、友達のような関係です。生活に必要な日本語を中心に交流しています。互いの家、研究室、レストラン等、その時々で場所を決めます。彼女は近々帰国してしまいますが、もう彼女の国に遊びにいく計画を立てています。この出会いは素晴らしく、これからも続けていきたいと思います。

 

合わせのとき、敬語と日本語能力試験一級受験のための勉強をしたいので手伝ってほしいとの要望がありましたので早速始めました。母国にも敬語はあるが日本のものと体系が違うので、難しいようです。また、同じ意味を持つことばの違いや使い方などの質問をよく受けます。適切な答えが出ない場合は次回までに調べて答えるようにしています。おかげで日本語について考えるよい機会になった上、自分自身の話し言葉についても、意識を持つようになりました。毎回会うたびにいろいろな話をすることが私の楽しみの一つです。交流を始める前には私にもうまくできるだろうかとずいぶん心配しました。ところが実際会ってみると、すぐに緊張もほぐれ、それまでの心配がスーッと消えていきました。今後も息の長いお付き合いができればと思います。

 

週一回談話室で会っています。日本語のいろいろな質問をされて答えるのは四苦八苦ですが、彼女のやさしい人柄(ひとがら)に助けられています。数多くの国の中から日本を選んできてくれた留学生たちが学業以外の場で日本人と交流を望んでいるのであればお手伝いしたいと思っています。報道では知ることのできない、互いの国のいろいろなことを知ることができます。一人でも多くの留学生がこの交流を通して日本や日本人をより深く理解し、留学生活の良い思い出としてくれたらと思います。

 

留学生との交流については、応用問題を解くような気持ちで接するのがいいのではないでしょうか。私は、「日本語のお手伝い」という態度に徹し、決して「教える」という姿勢ではなく、一緒に勉強しますと言って広辞苑を引いたりしています。週に一回会って、世相を話し合ったり、天声人語から話を発展させたりしています。

 

会う時は相手の意向を優先し、相手に負担を感じさせないようにしています。一人一人交流の内容が全く異なるのが面白いところです。学生からもよく連絡がありますが「本音で話し、付かず離れず」を心にかけています。

 

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